「欲しいものがあれば、いつでもすぐ買いに行ける」
都会に住んでいた頃は当たり前すぎて意識すらしていなかった日常ですが、田舎に移住してそのありがたみを痛感することになりました!
今回は、50代で都会から移住した私(エス)が体験した、たった1本の調味料に泣かされた絶望の夜と、車社会の田舎で突きつけられた「過酷な移動距離とガソリン代の現実」についてお話ししていきますよ!
徒歩圏内に何もない!マヨネーズ1本で夫婦が絶望した夜
移住前は、歩いて行ける範囲に生活をする上で必要なものがほとんど揃っていました。
何かがあれば「ちょっと行ってくる」、何かが無くなれば「ちょっと買ってくる」。
徒歩圏内にスーパーが3件、深夜でも駆け込めるコンビニが5件もあり、生活していくうえで「不自由」や「不便」なんて言葉は、私の辞書には存在しませんでした。
そんな超・便利な生活を50年ほど続けてきた身としては、現在の小田舎生活はまさに「不便の塊」。
今でこそ慣れはしましたが、我が家にとって買い物に行くのは、今でもちょっとした「一大イベント」です。
ある日の夜、我が家で「お好み焼きパーティー」を開催しました。
パーティーと言っても、アラフィフ夫婦2人だけのこぢんまりしたやつですけどね。
じゅうじゅうと美味しそうな音を立ててお好み焼きが焼き上がり、さあソースを塗って仕上げようかという、まさにその瞬間でした。
妻が、突然この世の終わりかのような声で叫んだのです。
「あーーー!!!マヨネーズがないっ!!!!」

いや、絶叫するのも無理はありません。
以前の暮らしなら、「ちょっと買ってくるわ!」と、お好み焼きをひっくり返している間にコンビニで調達できたのです。
しかし、今の我が家から一番近いスーパーまでは、車で片道20分!
かと言って、貧乏性の私はコンビニの割高なマヨネーズを買う気にもなれません。そもそも、そのコンビニへ行くこと自体が往復20分コースです。
今から往復40分かけてマヨネーズを買いに行ったら、お好み焼きは冷めきってカチカチになってしまいます。
絶望した私たちが、キッチン中の引き出しをひっくり返して見つけ出したのは……。
過去に買ったお弁当の残りとみられる、親指サイズの「ミニビニールマヨネーズ」。
見つけた瞬間だけは、金塊でも発掘したような気分でした。
その夜は、その貴重な一滴を、お好み焼きの広大な大地へ向かって「薄~~く、薄~~く」涙ぐましく延ばして食しました。
味がしたのかどうかは、もはや記憶にありません。
田舎生活では「買いだめが基本」という鉄の掟を、身をもって学んだ夜でした。
本当に近くにはお店らしいお店がほとんどありません。
そういう地域ですので、週に1回やってくる「移動販売車」はありがたい存在です。今はまだ自分で車を運転できますが、もっと歳をとったら確実にお世話になると思います。
恐怖!2人で3台の車社会とガソリン代の現実
そんな生活ですから、とにかく車が必須です。
どこに行くにも車。
少なくとも我が家周辺では、大人1人に車1台という光景も珍しくありません。
さらに妻の実家には山と畑と田んぼがあり、現在は本格的な農業をしているわけではないものの、手入れのために軽トラックも欠かせません。
結果、「夫婦2人で車3台」。
台数だけ聞けば、どこの大富豪だよという話です。
実態は全部軽自動車なんですけどね。
しかーーしっ!!!
問題は台数だけではありません。
毎月の「移動距離」が半端じゃないのです。
妻の通勤は片道40キロ。往復で毎日80キロ。
そして「ちょっとそこまで買い物に……」と出かけるだけでも、行く場所によっては余裕で往復40キロ。
都会にいた頃なら「ちょっとそこまで」は徒歩か自転車。
こちらでは「ちょっとそこまで」が、普通にドライブです。

毎月のガソリン代を見るたびに、私の心臓はバクバクと高鳴ります。
持病の腎臓より先に、財布と心臓に悪い。
ガソリン価格を見るたび、地方暮らしで思うこと
テレビを観ていると、ガソリンへの支援について「もう必要ないのでは」といった意見を耳にすることがあります。
都会に住んでいた頃の私なら、もしかしたら同じように思っていたかもしれません。
でも、実際に地方で暮らし始めてからは、見え方がまったく変わりました。
「こっちは車に乗りたくて乗ってるんじゃない。乗らないと生活できないんだよ!」
テレビに向かって、そう言いたくなることがあります。
妻は毎日往復80キロ。
買い物にも車。
病院にも車。
役所に行くのも車。
地方に住んで初めて、ガソリン代が単なる「レジャー費」ではなく、生活費そのものなんだと分かりました。
昔のように「1リットル110円くらいだったなぁ」と思い出すことがありますが、今となっては遠い昔の話に感じます。
おかげさまで、私はすっかり「セルフエコ運転」が身につきました。
急発進しない。無駄に踏まない。流れを邪魔しない範囲で、とにかく穏やかに走る。
ガソリン代を見ていると、自然とアクセルを踏む足まで優しくなります。
そりゃあ、都会へ出て行きたくなる人がいるのも分かります。
だって便利だもん。
田舎は、やっぱり不便だもん。
もちろん、その不便さと引き換えに、自然の近さや静けさ、土地の広さなど、田舎だからこそ得られたものもあります。
でも、「田舎に行けば生活費が安くなる」と単純に考えるのは危険だなと、実際に暮らして感じています。
将来、田舎暮らしを夢見ている皆さん。
若い時は「不便さもスローライフの醍醐味!」と楽しめるかもしれませんが、歳をとってからの不便さは、なかなか体に堪えます。
スーパーまで何分なのか。
病院までどれくらいかかるのか。
車が運転できなくなったらどうするのか。
そして、毎月どれくらいガソリン代が必要になるのか。
移住先の場所選びは、こういう現実まで含めて、よ~~く吟味することをおすすめします!
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【田舎暮らしのリアル3】近所の病院の口コミが絶望的すぎる!中都会育ちの私が移住して驚いた現実
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