「田舎の自然って、静かで鳥のさえずりが心地よいのかな?」
そう思っている読者さんへ。今回は、50代で都会から田舎へ移住した私(エス)が、実際に暮らして度肝を抜かれた「大自然の音問題」について語っていきます!
都会人が知らない「田舎の音問題」
これはもう、都会暮らしでは本当に知らなかったことです。
そう、鳥や虫たちの「鳴き声」問題です。
ウグイスといえば、普通はこんなイメージですよね。
「ホォ〜ホケキョッ!」
人間「あぁ〜、のどかだなぁ……」
これぞ、いかにも田舎らしい風景であり、都会人が思い描く憧れの風景です。
ですが、実際の田舎のウグイスは違います。
「ケェ〜キョキョケキョケキョケキョケキョケキョケッケキョケキョキョケキェキョホッケキョ!!!」
「ケェ〜ケケキョ!!!」のエンドレス。

しかも、日の出から日没まで、一日中ずーーっとこれなんです。
とにかく、一度の鳴き声がやたらと長い……。
ウグイスって、たまに鳴くから風情があるんじゃないの!?
そんなに全力で「俺、ウグイスです!!」ってアピールする必要ある?
ここで、ちょっとした豆知識です。
実は、春先の鳴き始めのウグイス(オス)って、ものすごく音痴なんだそうです。
毎日必死に練習を重ねて、ようやく上手な「ホォ〜ホケキョッ!」が歌えるようになり、メスへのアピールに挑むらしいんですね。
だから春先は、聞いていて本当にズッコケそうになります。
「ケェ〜キョキョキョ!」とか「ホォ〜ホケ……」みたいな感じで、最後まで決まらないことも多いんです。
思わず「下手かっ!」とツッコミを入れたくなるレベルです。
この記事を書いている今は夏なので、さすがに音程を外すことは少なくなりましたが、とにかく鳴きだしたら長い。
自分が知っていたウグイスとはまるで別物で、本当に驚きました。
空からも陸からも!怒涛の鳥&生き物ラッシュ
賑やかなのはウグイスだけではありません。
上空からは、ピーヒョロヒョロ〜と鳴くトンビの声。
トンビがいない時間は、おなじみのカラス。
さらに、油断すると我が家に住み着こうとする、ギリギリギリギリ……とカエルみたいな声で鳴くイソヒヨドリ。
ちなみに、我が家への巣作りを丁重にお断りしたツバメや、定番のハト、スズメたちも、朝から晩まで元気いっぱいです。
夏の主役!セミとカエルの超絶爆音合唱団
そして……夏はもっとすごいことになります。
セミの鳴き声が、もはや「合唱」なんて可愛いレベルではありません。
全部のセミの声がシンクロして、1本の巨大な「音の棒」みたいになって耳に突き刺さってきます。

「ミ〜ンミン」なんて風情のあるものではありません。
「ブィイイイ〜〜〜ン!!!」という圧です。
カエルも同じです。
田舎って、庭木の水やり用に水がめを置いている家が多いんですよね。
その水がめの中で、彼らは夜な夜な大合唱を繰り広げます。
もちろん近くの田んぼでも大合唱。都会とは迫力が違います。
あまりにもうるさくて夜眠れないので、我が家の水がめは全部ひっくり返しました。
それでも、ご近所さんの放置された水がめから、夜な夜な大合唱が響いてきます。
今は庭で金魚とメダカを飼っているのですが、油断するとカエルにやられてしまうので、網を張って厳重警戒中です。
騒がしくも愛おしい「生き物たちの本当の姿」
……と、ここまでいろいろ愚痴っぽく書いてしまいましたが、
「あぁ、これが生き物たちの本当の姿なんだろうなぁ」と、しみじみ感じています。
どっぷり都会育ちの私ですが、子どものころはまだ多少の自然が残っていたので、どこか懐かしさを覚えながら日々を過ごしています。
ただ、最近は次々とご近所さんがお米作りをやめてしまい、田んぼの水路に水が通らなくなってしまいました。
そのせいで、あんなにいたホタルがいなくなってしまったことだけは、やっぱり少し寂しいです。

うるさい、やかましい、と文句を言いながらも、そういう賑やかさも含めて田舎の自然なんでしょうね。
静かすぎる自然ではなく、命がそれぞれ勝手に全力で生きている場所。
それが、私が実際に暮らして知った「田舎のリアル」でした。
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【田舎暮らしのリアル➇】夏の恐怖!すくすく育つ緑の悪魔と、荒れ地が繋いだ家族の絆
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