【田舎暮らしのリアル②】「旦那は毎日何をしてるんだろ?」中都会育ちの私が移住して驚いた現実

「田舎に移住すれば、人間関係の悩みから解放されて気楽になれるはず!」

その思いだけで田舎暮らしの為に日々頑張っていません?

ですが、実際の田舎のご近所付き合いは、都会とは比べものにならないほど濃密で独特な世界でした!
今回は、50代で都会から移住した私(エス)が痛感した「噂話の恐ろしいスピード感」と、実際に暮らして身にしみた「田舎のカルチャーショック10選」について包み隠さずお話ししていきますよ!

田舎のご近所付き合いと「噂話」の真相!完全移住者との決定的な違いとは?

将来、田舎暮らしを考えている皆さんが、一番気になっていることって何ですか?

やっぱり、「ご近所付き合い」ではないでしょうか?

都会でマンション生活をしていた頃の私(エス)は、お隣さんの顔すらほとんど知らないレベルで、ご近所付き合いはほぼゼロでした。

我が家には子供がいないこともあり、地域との接点は本当に何もなかったのです。当然、町内会への勧誘すらありません。良くも悪くも、最高に気楽なものでした。

では、いざ移住した田舎ではどうなのかと言うと……
結論から言えば、私はめちゃくちゃすんなりと受け入れてもらえました。

ご近所の皆さんは、どこの馬の骨かもわからない私に対して、本当に優しく接してくれています。

田舎のご近所さんに暖かく迎えられる様子

……そう、すべては最愛の妻エムのおかげです。

ここはエムが大学生になるまで生まれ育った土地。

町内会の寄合も、山を持っている関係で参加する森林組合の寄合も、お寺の檀家の寄合も、我が家はすべてエムが代表して行ってくれています。

エムは末っ子なので、本当は町内会以外は行かなくてもいいはずなのですが……この辺は本当に頭が下がります。

もし、これが夫婦そろって縁もゆかりもない「完全な移住者」だったらどうだったでしょう。

私だったら、町内行事への参加、日々のゴミ出し、毎日の挨拶など、かなり気を遣っていたと思います。

もちろん地域によって違いはあると思いますが、少なくとも私が暮らしている場所では、人と人との距離が都会よりずっと近いと感じます。

よくテレビのバラエティ番組などで、「田舎は噂話が回るのがめちゃくちゃ早い!」って言いますよね。

少なくとも私が暮らしている地域では、「話が広まるのが早いな」と感じることは確かにあります。

そりゃそうです。この地域のコミュニティ、近所を見渡せば親戚だらけ。幼少期の数少ない同級生、その親、そのおばあちゃん……顔見知り同士のつながりがとにかく濃い。

誰かに何かあればみんな心配しますし、良くも悪くも話題になりやすい環境なのだと思います。

きっと近所では、「あの家の娘さん、ずいぶん年の離れた旦那さんを連れて帰ってきたねぇ」「あの旦那さん、毎日家で何をしてるんだろ?」なんて言われていても不思議じゃないな、と勝手に想像しています。

実際に誰かからそう聞いたわけではありません。でも、無職の見知らぬオヤジが突然やって来たのですから、話題くらいにはなっているでしょう。

綺麗ごと抜きで本音を言えば、もし将来、エムが私より先にいなくなってしまったら、私はこのエムの実家を出ることを考えると思います。

それくらい、私にとってこの土地の安心感は「エムという存在」があってこそ成り立っています。

「こういう濃い人間関係は、ちょっと煩わしいな……」と思う方は、別荘地など、地域との距離を比較的保ちやすい場所も移住先の選択肢に入れてみてもいいかもしれません。

暮らして分かった!田舎のカルチャーショック10選

そんな「エムの盾」に守られている私ですが、住み始めてから食らったカルチャーショックは数知りれません。

だって私、50年間ずーっと都会で育ってきた人間なんですよ。
生まれ育った都会の新興住宅地なんて、土地の広さはせいぜい30〜50坪程度。
庭なんて通路みたいな狭さで、家と家がギチギチに詰まった街で育ちました。

ちょうど第二次ベビーブームの「団塊ジュニア世代」ですからね。
当時は野鳥の数よりも、子供の数の方が圧倒的に多かった時代です。

大人になってからも、80㎡ほどのマンション生活でお隣さんの顔すら知らない日々。
ご近所付き合いなんてほぼゼロで生きてきました。

そんな生活が一転して、見渡す限りの広い土地、大自然、そして……子供なんていないっ!というか人がいない……!!

これまでの人生、本当に180度ガラリと変わってしまいました。
あれれ……?憧れていた「のんびりとしたスローライフ」と何かが違うぞ……??

パッと思いつくだけでも、これだけの「憧れと現実の凄まじいギャップ」が押し寄せてきたのです。

田舎暮らしのカルチャーショックに驚くイラスト
  1. ご近所さん、びっくりするほど同じ苗字だらけ(回覧板を回すとき混乱する)
  2. 近所の病院をネットで調べたら、口コミ評価がかなり厳しかった(選択肢が少ないと不安になる)
  3. 最寄りのコンビニまで車でしっかり10分かかる
  4. 完全なる車社会なので、ガソリン代の出費が痛い
  5. 町内会費が「年15,000円」とバカ高い(都会の感覚だと衝撃の金額)
  6. 浄化槽の清掃費用が「年間37,000円」もかかる(維持費の盲点!)
  7. 冬の灯油代が半端じゃない(古民家&プレハブ的洗礼)
  8. 虫の数が異常(毎日が虫とのエンカウント)
  9. 庭の草、刈った先から秒でボーボーに生えてくる(無限ループ)
  10. 鳥の鳴き声がうるさい(風情あるウグイスも、朝から晩まで真横で全力熱唱されると、さすがに「もう少し静かにしてくれ」と思ってしまいます)

やはり、外から夢見ている「憧れのスローライフ」とは、一味も二味も違う現実が次々と出てきますね。

ただし、これはあくまで私が今暮らしている地域と、我が家で実際に経験した話です。

同じ「田舎」と呼ばれる場所でも、地域によって人付き合いも生活環境も費用も全然違うと思います。

だからこそ、移住前に外から眺めているだけでは分からないことが、本当にたくさんあるんですよね。

これら10個のカルチャーショックや、病院の口コミ問題、謎の維持費との戦いなど、ひとつひとつの詳しい奮闘記はそれぞれの個別記事でじっくり語っています!

気になるテーマがあった方は、ぜひ下の連載一覧(目次)からチェックしてみてくださいね。

少なくとも、「田舎に行けばすべての悩みから解放される!」というほど単純な世界ではありませんでした。
でも、その面倒くささまで含めて、今ではこれも田舎暮らしのリアルなんだと思っています。

皆様の応援が励みになります!

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