【田舎暮らしの番外編】虫の大群と爆風!幻想が崩壊した過酷な日常

「いつかは都会を離れて、穏やかでスローな田舎時間を楽しみたい……」

そんなイメージをお持ちの読者の方も多いのではないでしょうか?

田舎の夏は外に出るのも大変なんです。庭に出るだけで襲われまくりです!
今回は、50代で一発発起して都会から田舎へと移住した私(エス)が直面した、のどかなイメージを覆す「田舎暮らしのガチすぎる修羅場」についてお届けしますよ!

田舎暮らしのリアル|理想ののどかさとガチの修羅場

「田舎ってどんな感じだと思います?」

そう聞かれて多くの人が想像するのは、虫の声、鳥のさえずり、心地よい風の音、そして夜になれば満天の星空――。

……うん、間違いなくその通りです。

ガイドブックやテレビで見る田舎は、本当に優しくて穏やかですよね。

でも、少なくとも私が暮らしている地域の現実はこうです。

「虫の逆襲、鳥の騒音、爆風、そして満天の星空。これは大正解!マジで綺麗です」

甘い幻想の裏で、我が家は日々なかなかハードな田舎サバイバルを繰り広げています。

季節ごとの虫たちと夏のガチ地獄

田舎の四季は、虫の声とともにやってきます。

春になれば、いろいろな虫の声が聞こえ始めます。

夏になったらお馴染みのミンミンゼミに、夕暮れ時のヒグラシの鳴き声。これは一日の暑さを和らげてくれて最高です。

秋には少し寂しく感じるスズムシやマツムシの音色。

そして冬になると……ピタッと虫の声は少なくなり、静かで少し寂しい季節が訪れます。

田舎の四季と虫の声

季節の移り変わりを感じられて、「あぁ、田舎に暮らしているんだなぁ」としみじみ実感する瞬間ですね。

……だがしかし! 春と秋の虫はまだいいんです。問題は夏の虫たち。そう、「虫の逆襲」です。

少なくとも我が家の周辺では、数が都会にいた頃とは比べものになりません。

蛾、蜂、アブ、ブヨ、蜘蛛、カマキリ、バッタ、トンボ……あぁ、きりがない。

私は運動不足解消も兼ねてウォーキングをするんですが、日中は暑いので涼しくなった夕方に出かけます。

しかし、人間にとって涼しく活動しやすい時間は、虫たちにとっても最高のボーナスタイム。

エッホエッホと歩く私の髪の毛や顔の周りめがけて、飛ぶわ飛ぶわ。

小さい虫なんて、勢い余って口に入ることもあります。

オエェ、気持ち悪すぎる……!

都会にいた頃は、夏場でも河川敷で普通にランニングできたのに……。

体調管理や運動不足解消のためにも、無理のない範囲で身体を動かしたいと思っているので、夏場だけは泣く泣く安いスポーツジムに通うことにしました。

ちなみに、我が家はなぜかトイレが母屋から離れた「離れ」にあります。

夜にトイレへ行くときは、私は必ず長ズボン。

油断して外へ出ると、すぐに蚊の餌食になります。ブヨや蜂が飛んでいる時期は、トイレへ行くだけなのに妙な緊張感まであります。

そして、一番やらかして絶望したのが、「黄色いシャツ」で庭に出たとき。

その日は、なぜか蜂がものすごい勢いで私の周りを飛び回り、追いかけられるような状態になりました。

黄色い服が原因だったのか、たまたまだったのかは私には分かりません。

でも、それ以来私は庭に出る時、黄色い服だけは何となく避けています。

黄色いシャツを着て蜂に追われる様子

これって田舎あるあるなんですかね?

庭に出るだけなのに、なかなか命懸けです。

爆風・漆黒の闇・終わらない草刈り

「心地よい風の音」なんて言いますが、我が家ではそんな優しい風ばかりではありません。

遮るものの少ない場所なので、日によっては容赦ない「爆風」になります。

古い我が家の母屋なんて、風が強い日は「これ、ちょっと揺れてないか?」と感じるほどミシミシ、ガタガタ。

築年数を考えると、笑っていいのか心配した方がいいのか分からなくなります。

一方で、夜になれば……晴れれば満天の星空、曇れば「漆黒の闇」です。

爆風で揺れる古い母屋

初めて妻の実家にお邪魔したとき、夜に外へ出て、目の前が何も見えなさすぎて思わずこうつぶやきました。

「漆黒の闇……」

こんな黒色が存在するのかと。

自分の目を閉じているのかと本気で勘違いするほどの暗さです。

街から夜に帰ってきて、一気に明かりが消えると、今でも「ここだけ停電してないよな?」と思うくらい暗い。

でも、その闇があるからこそ、晴れた夜の星空は本当に綺麗なんですけどね。

暖かい季節になると、虫だけでなく人間もフル稼働です。

朝早くから田んぼや畑の世話をして、家に帰ってきたら今度は庭の草刈り。

近所を見渡せば、あっちの家からもこっちの家からも草刈り機の爆音が響いてきます。

実際、私も田舎暮らしを始めてから草刈り機デビューしましたが、最初は飛び石や草の飛び散りを完全にナメていました。

「草を刈るだけだろ?」くらいの軽い気持ちで始めたのですが、いざやってみると服は草まみれ、顔の周りにも飛んでくるし、飛び石も怖い。

田舎の草刈り、思っていたより全然ワイルドです。

刈っても刈っても生えてくる雑草のせいで、ヘルニア持ちの私の腰も常に悲鳴を上げています。

「あれ、私の人生って草刈りをするためにあるんだっけ……?」

そんなことを考えながら、遠い目で庭を眺めることもあります。

たまに聞こえる「パーーーン!」「パーーーン!」という乾いた音。

我が家の周辺では、サルや鹿、イノシシなどを追い払うために音の出るものが使われることもあります。

都会みたいにパトカーや暴走族の音はほとんど聞こえません。

代わりに聞こえてくるのが、草刈り機、鳥、虫、野生動物対策の音。

都会とは「うるさい音の種類」まで違うんですよね。

こんな感じで、暖かい季節の田舎は町内全体がバタバタと活発に動いています。

その反対に、冬になると外でやることが一気に減って、地域全体が静まり返ります。

あれだけ騒がしかった夏が嘘のよう。

静かすぎて、逆に寂しく感じる日もあります。

……とまぁ、そんな田舎暮らしを日々送っているわけですが、

「刈っても刈っても生えてくる雑草とヘルニアの腰」のせいで、私のHPは暖かい季節になると常にゼロ寸前。

結局、昔ながらの田舎暮らしに憧れていた私も、今では文明の利器に頼れるところは遠慮なく頼るようになりました。

手作業だけですべて何とかしようとすると、50代の身体にはなかなか厳しい。

これもまた、実際に住んでみなければ分からなかった「田舎暮らしのリアル」です。

皆様の応援が励みになります!

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